最近の広告について思うことを箇条書きする
・過度なCGを使わない、シンプルでスタイリッシュなCMが増えている。フラットデザインの流行と同じく、メッセージを伝えやすいためと、時代性を感じさせないためかな。特に、短いメッセージをスライド型で流すCMが目立つ。ヤフオク、いろはすなどが好例。パラパラ漫画に近い。
(フラットデザインについては、こいつがわかりやすい)
・でんぱ組の露出が増えていて嬉しい。ただやはり、もが&ねむきゅんのピンが多い。まあ、顔だよね。みりんちゃんはどうなるのかなー。てかカップヌードルのCMは、逆につまらないものを見たことがない。そりゃブランディング型のCMは面白いに決まってるけど、それにしても面白い。特に、「SURVIVE」シリーズの「グローバリゼーション」「はじめての合コン」は最高。
カップヌードル CM 2本まとめ「SURVIVE! 公用語を英語に」日清 60秒 15秒 - YouTube
日清 カップヌードル CM SURVIVE 「初めての合コン」篇 - YouTube
・トリンドルが「ワキドル」としての地位を確立している。MUSEEにBanが乗っかった形だけど、ああいうCM起用のされかたは面白い。
・すぽると!見ていたら、Twitter連動で画面下部にtweetが表示されていることに気付いた(結構前からやってる?)。ただ、事前検閲のせいか無意味なtweetしかない。「バレンティンすげー!!」「DeNAなんとかしてくれ~…。」とか不毛すぎ。ただのっければいいわけじゃないでしょ。まあ、TV側も試行錯誤中なんだろうけど。
・(数年前と比較してだけど)TV1画面当たりの情報量が増えている。ワイプはもう必ずあるし、この間は左右に2つある番組も見かけた。あとテロップの動きも大きいし。色々な情報を流し見ながらの視聴スタイルが定着してきていることの証左かなあ。
・ワイプといえば、Panasonicの「ワイプ撮りカメラ」は久しぶりにアイデア商品って感じで面白い。「Wonders!」のシリーズは基本的にクソだし、というか家電メーカー基本的に嫌いだけど、これは中々ヒットするのでは?
※追記
・そういえばyoutubeの広告枠つかってPV丸々1本流しているのを見た。どのバンドか忘れたけど。広告枠だけど、載せる内容は「広告」じゃなくても良いよね。確かに「ニューシングル発売中!」とかやるくらいなら、楽曲そのまま流しちゃった方がいいね。これその内主流になるかもね。例えばOasisのMV見ようとしたら、UKロックのマイナーバンド(前座すらできない)の楽曲が流れるとか。
オウンドメディアを持っているなら、もっと面白くできそう。例えばU2がオフィシャルチャンネルでLIVE映像を無料配信する代わりに、その動画を見るならセットでユニセフの動画も見る義務が発生する、的な。