二流社会人のメモ帳

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フットボール観戦記:コパ・アメリカ前半戦まとめ

今期の欧州サッカーがフィナーレを迎えてわずか5日後、南米王者を決める大陸選手権コパアメリカが始まりました。スケジュールきつすぎワロエンヌ

正直金欠だし、CL終わったらスカパー解約しようかな・・・とか思っていたのだが、そんな矢先にまさかの「コパ全試合生中継!」の情報。そりゃー見るしかない。というわけで社会人の方々が出勤するのを尻目に家でほぼ毎試合見ているわけですが、本日で予選のビッグマッチが終わったのでまとめてみる。(予選自体はまだ終わっていないしむしろ最終節が楽しみな展開ではあるが)

 

①チリvsエクアドル(開幕戦)【2-0】・・・チリサポーターの熱気が良い。特に国家を最後まで歌うアレ(ブラジルがW杯でやってやつ)は雰囲気をすごく盛り上げている。試合内容はチリが貫録を見せての勝利。特にビダルとサンチェスはコンディションが心配だったものの流石の活躍。エクアドルも戦力差がありながらも頑張ったけど、地力の差が出たなと。

②メキシコvsボリビア【0-0】・・・眠かった。メキシコは若手(+大ベテランのマルケス)のいわば「Bチーム」で出場しているけど(7月からゴールドカップがあるため)、それでも粒ぞろいのチームだったのは流石に安定しているなー。特に7番のコロナって選手はドリブルの切れが良かった。ただ、ベストメンバーなら決めきってたろうなと感じる。格下のボリビアが守備的に戦っていたこともあるが、アタッキングサードに入ってからの迫力に欠けた印象。

ウルグアイvsジャマイカ【1-0】・・・ジャマイカはTHE身体能力って感じ。ボールタッチが雑なのがもったいない。一方ウルグアイだが、このチームはやはりブラジルやアルゼンチンとかの超強豪と戦う時の方が真価を発揮できる。メンバー構成がリアクション向きだしね。それでも勝ちきるのは(結果論だが)流石だけども。

④アルゼンチンvsパラグアイ【2-2】・・・アルゼンチンは2点リードしてゆるんだね。それでもバルデスのゴールは仕方ない。現時点での大会ベストゴール。パラグアイはミスからの失点が悔やまれるが、粘り強さでドローに持ち込んだ。

⑤コロンビアvsベネズエラ【0-1】・・・今大会最初のサプライズベネズエラはラッキーではなく、内容的にもコロンビアより良かった。堅守速攻の意識が統一されていて、前線のゲラとロンドンという限られたタレントを充分に生かしていた。コロンビアは相変わらずファルカオが良くない。ベネズエラの守備が厳しかったこともあるが、その中で違いを見せてこそのタレントなのに(他の選手にも共通して感じたが)。アトレティコ時代の"エル・ティグレ"を再び見たいものだが…。ストライカーにとって自信は最も大切な要素なんだなあと感じる。

⑥ブラジルvsペルー【2-1】・・・開始早々ダビド・ルイスとジェフェルソンの連係ミスから失点。ルイスはこういうのよくやるのがCBとして致命的。スペックではなく性格の問題だから、逆に直しようがない(笑)

だが、すかさずアウベスのクロスをドフリーのネイマールが頭で合わせて同点。こちらは逆に圧倒的な能力不足。あそこまでフリーで走らせるとは何事。

その後もブラジルはネイマール以外から崩せる気配がない。結局ドローと思われたロスタイム、カットインでDF4人をひきつけたネイマールから逆サイドへスルーパス。これをD・コスタが余裕をもって沈めてタイムアップ。ブラジルはネイマールさまさま。

エクアドルvsボリビア・・・さーせんまだ見ていない。後日見次第修正。

⑧チリvsメキシコ【3-3】・・・試合展開的には今大会ベストマッチ。内容もベストとは言わないまでもアグレッシブで90分飽きなかった。チリは2度もゴールが取り消されたので可哀想だった。せめて片方(特に2度目のサンチェスの方)は認めても良かったのでは?メキシコはBチームでここまで互角に戦えるのはすごい(流石に後半は押され気味だったが)。「慣れ」の問題は大いにあるし、こやつらが成長してAチームに入ったらさらにすごくなりそう。この試合も7番のコロナと9番のラウール・ヒメネスが違いを見せていた。一方チリは軽く失点するシーンが多い(これは2010年のW杯からず~っとそう)のだが、人数をかけた速い攻撃はやはり魅力的。特に後半はイケイケでパスも繋がるしドリブルもあるし、多くの人がアギーレ、ハリル時代になってからイメージする「縦に速い攻撃」ってこれなのかなーと思う。メキシコはもう少しスローテンポだから違う。(日本代表にそれができるのかはまた別の話)

パラグアイvsジャマイカ・・・こちらもまだ見ていない。

⑩アルゼンチンvsウルグアイ【1-0】・・・グループリーグベストマッチ賞をあげたい。これぞ南米!っていう個と個の「戦い」が存分に見られた。意外性のあるパスワークよりも、個人のボールを運ぶ・さばく・奪う・止めるといった能力がすさまじかった。(そのスタイルが良いか悪いかはさておき)、日本とは対極に位置している。ウルグアイは敗れたものの、こういう戦い方をさせたら世界一魅力的なチームだと思う。特にゴディンは良い選手なのだが、この2年でそれ以上の「スーパー」な選手(チアゴシウバなどと肩を並べるということ)になっていると感じた。個人的に好きなパストーレもまあまあ活躍していたし満足。

⑪ブラジルvsコロンビア【0-1】・・・コロンビアは前節の負けでふっきれたのかもしれない。アドラードが特によかった。チェルシーでもあのプレイ見せてほしいのだが、借りてきた猫になってしまう。たしかに「野性」のプレイスタイルだから、水が合わないのは仕方ないが。そういう意味で、この試合では本来のクアドラードが見られて嬉しかった。あとは、守備的MFのサンチェスも良かった。

ブラジルは、W杯からネイマール依存症を結局断ち切れないまま。アルゼンチンはメッシいなくても前線の選手層が世界一だから大きな問題はないが、ブラジルからネイマールを奪うことは鳥の羽根をもぐことと同義。イエローもらった時点では「最終節出場停止だけど、決勝Tから戻れるなら大丈夫か」と思っていたが、2試合となると厳しい。ベスト8で消えてもおかしくない。

ブラジルは、コウチーニョがプレイする時間をもっと長くした方が良い。攻撃のパターんが構築されていなくて個人間の閃きである以上、そのポテンシャルが最も高い選手を使うのは当然の判断かと。ネイマールに合わせられるレベルの選手がほぼいない(ダニ・アウベスくらいだがSBだからなぁ)中、コウチーニョは必要な存在。ネイマールがいないなら尚更。あとは、それに伴って純粋なCFを外して0トップの布陣にしたほうが良いかと。ブラジルの選手たちなら0トップでもやれるだけのインテリジェンスと得点能力は持っているはずだから、わざわざフレッジ(終)とかタルデッリ(笑)とか使う必要はない。でも監督が保守的なドゥンガだから、そういうチャレンジはしなさそう。

 

とまあ、長くなったのでこの辺で。何が面白いかって、混戦で決勝Tの組み合わせが読めないこと。準々決勝から「事実上の決勝戦」が生まれてもおかしくない。

個人的な優勝予想は本命アルゼンチンで対抗チリ。大穴がベネズエラ