二流社会人のメモ帳

興味のあることを徒然なるままに独りごちる。

フットボール観戦記:ブラジルvsパラグアイ

ブラジルはグループリーグ2節までの失敗とネイマールの出場停止を受けて、3節からゼロトップ気味の布陣へシフト。これがハマっているので、この試合でも同様の戦い方へ。前線が昔と比べていくら劣化したと言われても、流石にスペースがある状況でのプレイはレベルが高い。腐ってもセレソン

戦半15分にロビーニョのゴールで先制。ダニ・アウベスがよく見てクロスをあげていた。ネイマールがいない今、セレソンで最も攻撃センスがあるのはコウチーニョとダニ・アウベスだと感じる。しかしダニ・アウベスは全盛期の爆発力ではマイコンに劣るものの、息の長い選手。あのクオリティを数シーズン続けるのはかなりすごい。

セレソンの攻撃の鍵になっているのは、ロビーニョコウチーニョ。そこにフィルミーノとウィリアン、さらに両SBが絡む。(フィリペ・ルイスもチェルシーでのプレイに比べたら本領発揮していたと思う。ただ守備が若干女々しいのは相変わらずだが。)センターハーフ2枚は守備寄りで、あまり前線に顔を出さない。
ロビーニョはベテランらしい落ち着いたプレイで、コウチーニョは流石のバイタル崩しとアイデアと、ゴールへの積極性があるから見ていて楽しい選手。
だがウィリアンの調子はイマイチ。ドリブルが縦ありきだから読まれやすいんだよなあ。爆発的なスピードがあるから、アザールのようなレパートリーを増やしてほしい。ポテンシャルはあるだけに。
あとはフィルミーノ。悪い選手じゃないけど、リバプールがこいつに4000万ユーロはどう考えても払い過ぎなんだよなあ。プレミアリーグにフィットするのには時間がかかりそう。スターリングが移籍することを考えたら、収支でトントンじゃ厳しい。スアレスの時もそうだけど、リバプールはなぜ貯金しようと考えないのか。中途半端な選手ばかり取る移籍戦略は頭が悪い。(バブル期の成金みたいなどこぞの赤い悪魔よりはマシだが)

しかし、ブラジル国内はともかくアル・アハリ広州恒大などのクラブでプレイする選手もいることには少し驚き。グローバル化セレソンの劣化(それを劣化と呼んでいいのかはわからないが)など、色々と感じる。

さて、ブラジル1-0のまま進んでいた後半20分、チアゴシウバのハンドでパラグアイにPKが与えられて同点に。CLのチェルシー戦に瓜二つのシーン。こいつはハンド病なのかww恐らく、ジャンプの姿勢に問題があると思われる。世界有数のCBだけにこの癖は痛い・・・。
しかしパラグアイはしぶとい。上手いとか強いとかではなく、堅実なチームだなあ。格下に大勝することもない代わりに、格上相手でもしっかり戦える。

結局この試合もPK戦へ。いややはりこのレギュレーションおかしいでしょ。延長戦やらずに即PK戦とか小学生の大会かよ。ドン引きして引き分け狙いからのPK戦って戦い方を助長するだけやん。
選手としても120分は疲れるけど、90分やるならそもそも変わらん。中途半端なルールは却って試合の魅力を削ぐわけで。確かにシーズン終了直後で疲労のピークにあるのはわかるが、試合内容に影響を与える規制は本末転倒。本質的にはスケジュールや会場の調整などで対応するべき。

ということで、どちらも悪い戦いではなかったけど、決め手に欠けた印象。