Final Fantasyで好きな曲ベスト10
順位を付けるなんておこがましいほど名曲ばかりだけど、個人的な思い出補正を加えてまとめてみる。でも考える度に、順位なんてコロコロ変わるんだよなー。
1位:Melodies of Life(FF9)
曲自体のクオリティもさることながら、FF9のストーリー、キャラクター、テーマとの親和性が素晴らしい。EDでこれが流れたら泣くに決まってるだろ…!ビビ…。ED補正がかなり入っている。でもBGMって単なる曲じゃなくて、シチュエーションとの繋がりも大事だと思うの。
英語名は"Dancing Mad"。ケフカっぽさが出ている。ケフカはラスボスにしては珍しい三枚目だけど、この曲はカッコよすぎる。ただのボス戦テーマではなく、FF6全体を貫く世界観が表現されている。バトル前の問いかけも含めて、全体的に中二要素が全開である。そこがまた好きなのだけれど。OPと同じ旋律っていうのがまた良いよね。全部で18分もある大作なのだが、ケフカのあまりの弱さ(正確にはインフレした主人公側の強さ)のせいで、全部聴く前に瞬殺されてしまう。
3位:ティナのテーマ(FF6)
哀愁漂う曲調がたまらん。「幻獣と人間の間に生まれたティナの彷徨」って感じがよく出ている。オーケストラ版が特に良い。
4位:光を求めて(FF5)
聞いただけで一瞬でわかる「ラストフロア感」がやばい。緊張感が極限まで高まる一曲。FF5はシステムが評価される一方で世界観やBGMはあまり注目されていない気がするものの(ビッグブリッジは別として)、普通にその辺のクオリティもめちゃくちゃ高い。個人的には、FFシリーズの中で最もバランスが取れた作品だと思う。プレイしていて一番楽しかった。(世界観だけなら6の方が好きだけど)
5位:ゴルベーザ四天王(FF4)
入り方がカッコいい!強敵が襲来してきた感。特にエッジ覚醒後のルビカンテ戦が思い出深い。(ルビカンテ以外はこのBGMに見合う強さではなかったからかもしれない)
6位:エアリスのテーマ(FF7)
この曲はなんといっても、忘らるる都でのジェノヴァ戦。FF7って個人的な愛着は他作品と比べて薄いのだけれど、このテーマは7っぽくなくて好き。(7はどうしてもサイバーパンクって感覚を抱くから、エアリスのテーマとかは若干浮いている気がする。「っぽさ」で言えば、『更に闘う者達』だな。)
7位:Rose of May(FF9)
ベアトリクスがカッコいい。アレンジの『守るべきもの』と悩むが、個人的にはピアノのメロディの方が好きだからこっちを選んだ。
余談だが、タイトルの元ネタがシェイクスピアっていうのも、FF9の世界観とよく合っている。
8位:決戦(FF6)
世間的評判でも、また個人的感覚としてもFF6は最も名曲が多いシリーズだと思う。中でもボス戦のBGM『決戦』は、「これぞボス戦!」って感じで高まる。もっと上の順位でも良かったけれど、6ばっかり入れるのもなあと思い。
何かヤバいやつが来るぞ…!!っていうザワザワ感。ボスのBGMはこうでなくちゃ。聖的、神的なメロディなのが、セフィロスの立ち位置をよく表している。
10位:素敵だね(FF10)
曲単体で見れば『ザナルカンドにて』の方が好きだけど、この曲はかかるシチュエーションが卑怯。ユウナの良さが凝縮されている。(10-2では「夏休み明けたらあの娘がビッチになってた・・・」的な絶望を男子諸君にくらわせたけどね。ただ、開幕の『Real Emotion』は予想を裏切る演出という意味では、あれはあれで結構好き。)
以下、入れてないけど入れようと思った曲のメモ
3:悠久の風、クリスタルタワー、最後の死闘
4:ゴルベーザ四天王
5:暁の戦士、古代図書館(シオンタウン的な)、ビッグブリッジの死闘
6:セリスのテーマ、仲間を求めて
7:更に闘う者達、星降る峡谷
8:The Man with the Machine Gun、Fisherman's Horizon、Julia9:独りじゃない、いつか帰るところ
10:ザナルカンドにて、いつか終わる夢、blitz off、Otherworld
12:メインテーマ、王都ラバナスタ