二流社会人のメモ帳

興味のあることを徒然なるままに独りごちる。

映画の感想:グッドモーニングベトナム

松本人志が見たら気に入りそうな映画。ユーモア溢れるシーンでもシリアスなシーンでも、「喜劇」というコンセプトが貫かれている。ロビン・ウィリアムスのマシンガントークと、シリアスなシーンで見せる哀愁漂う顔が素敵。本当にハマリ役だと思う。特に、自爆テロ直後の放送シーンは凄味を感じさせた。

「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ。」というチャップリンの名言が浮かんでくる。

前線の兵士ではなく、それを支える側の人から見た戦争という視点は異色だし、面白いと感じた。この前戦後70年特集のテレビ番組で「わらわし隊」という兵士慰問の集団がクローズアップされていたが、それにも通ずる。

 

演出面では、クロンナウア(DJ)がロックンロールをかけるシーンで、現地の光景(田植えするベトナムの村、ジープで走るアメリカ軍etc)のカットが続くのが印象的。そのままBGMにしちゃうパターンね。音楽含めて、60年代の雰囲気が出ていた。不謹慎かもしれないが、当時を知らない自分は「良い雰囲気だなあ」なんて思ってしまった。この映画が戦闘とは離れた場所で、かつ戦争前夜(あくまで「戦闘状態」ではなく「警戒状態」)を扱っているからだろうけれど。