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二流社会人のメモ帳

興味のあることを徒然なるままに独りごちる。

映画の感想:『オデッセイ』(火星の人)

この映画はボウイの『Starman』の流れるシーンがクライマックスである。あそこが作品で表現したかった全てである。正直、その後の地球着陸などは余談でしかない。

平田オリザの「問いの立て方」を基にすると、この作品はそれが非常にうまくいっている。とても明快なのだ。だから、開始30分の作り方さえ間違えなければ、あとは各人の懸命な努力や葛藤を丁寧に描けば良いだけだったのである。

 

―余談

この映画ができるまでのプロセスが非常に面白い。

NASAマニアの書いたブログが一部で人気を博し、Kindle自費出版AmazonのSFランキングで上位進出⇒それを見た出版社がオファー⇒アメリカで大ヒット⇒映画化

『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』もそうだったが、こうした流れはすごいなあ。新しい形のアメリカンドリームである。(もはやアメリカであることすら求められていないし)