メモ帳

千葉の田舎で生まれ、東京の出版社で働いている20代。ノンフィクションを中心に、読んだ本や観た映画についてのメモ代わりに書いています。

映画の感想:『シン・ゴジラ』『葛城事件』

シン・ゴジラは面白かった。現代ビジネスの記事が一番よくまとまっていると思う。

ゴジラ原発(震災)in東京

・最後は「破壊」「終息」できずに「共存」する運命

・市井の人々や主要キャラの家族などミクロの話は一切展開されず、国の中枢の意思決定が中心となる

・字幕の使い方は昔の特撮や『日本沈没』へのオマージュ+エヴァ的な演出

博士の消息や石原さとみの迷走キャラなどが突っ込みどころかな。

 

葛城事件は個人的には、正直笑えない。三浦友和を中心に、あの一家の演技はヤバかった。狂言回しの田中麗菜はてっきり被害者遺族とかなのかなと深読みしてたが、最後まで不明のまま終わって違和感。まあ遺族だとしたらご都合主義と言えてしまうのかもしれないが、全く説明無いのはなあ・・・。ああいう人って普通にいるものとしてスルー出来るのか?にしてはストーリーに深く入り込み過ぎじゃないか。まあ全体としては面白かったんだけど。